パドレスは空席になっていたマネージャー職に38歳の新鋭ジェイス・ティングラー氏を起用することを発表している。
球団人事
ジェイス・ティングラー氏は2003年のドラフトでブルージェイズに入団するがメジャーでの経験はなく06年に引退。
今季は、レンジャーズのフロントオフィスの育成担当コーディネーターだった。現パドレスのぜネラルマネージャー(GM)A.J.プレラー氏とはレンジャーズ時代に同じ球団スタッフだった。
Jayce Tingler has been hired as manager of the San Diego Padres, sources familiar with the decision tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) October 24, 2019
地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は日本時間10月17日の段階でパドレスの新監督候補がロン・ワシントンとジェイス・ティングラーの2人に絞られたことを報じていた。
ナ・リーグ西部地区で最下位だったパドレスは、シーズン終盤に解任されたアンディ・グリーンに代わる新監督に豊富な監督経験を求めており、その点において、メジャーでの監督経験がないティングラー氏よりもレンジャーズ監督として経験のあるワシントンのほうが優位に立っていると見られていたが、選手とフロントをつなぐパイプ役的な若手のマネージャーの起用を決めたようだ。
新監督が決まったのは、これで今オフ3人目。ワールドシリーズはナッツが2連勝して86年ぶりに首都ワシントンに舞台を移して戦うことになるが、それ以外の28球団では来季に向けてのストーブリーグがすでに始まっている。