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《球団人事》ジョー・マドンがエンゼルスの監督に就任

 

大谷翔平が所属するエンゼルスが16日(日本時間17日)、前カブス監督のジョー・マドン氏が新監督として就任した。

 

球団人事

 

 

MLBネットワークが最初に伝え、その後、エンゼルスが公式ツイッターで発表した。契約期間は3年1200万ドル。

 

 

 

ジョー・マドン氏は65歳。希代の戦略家として昨今のメジャーリーグを代表する監督の一人。76年から選手やコーチとして30年間、エンゼルスに在籍。00年から05年の6年間は、マイク・ソーシア氏の下でベンチコーチを務めた。

 

その後、06年にレイズの監督として就任。レイズの監督時代には岩村明憲らを擁して08年ワールドシリーズに導いた。その後は15年から5年間カブスの監督を務め、16年には108年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

 

カブスでの監督5年間で通算471勝339敗(勝率.581)をマークし、今季を除く4シーズンでポストシーズンに進出している。 そうした経緯から監督としての評価は高く、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、エンゼルスのみならずパドレスなどの複数球団がマドンの招聘に関心を示していたという。

 

マドンは日本人プレイヤーを高く評価している指導者の一人で、過去にもフリーエージェントで川﨑宗則や田澤純一などを獲得している。大谷の起用法に関心が集まるが、それ以外でも、エンゼルスに日本人プレイヤーが加わる可能性は大きい。

 

メジャーでは、データ重視と共にフロントと選手の間に入ってクラブハウスでの雰囲気を大切にするタイプや選手との親密なコミュニケーションが取れる40代前半の監督がトレンドになりつつあったが、このオフはマドンはじめ、元ヤンキース監督のジョー・ジラルディ氏(55歳)の戦線復帰などが取りざたされている。

 

 

 

 

▽記事参考

https://legacy.baseballprospectus.com/compensation/cots/al-west/la-angels/