99日間も続いたロックアウトの影響で開幕前の契約ラッシュが続いているが、大谷翔平所属のエンゼルスが2人のリリーバーを追加した。
メジャーリーグ移籍情報
テペラとブラッドリー
エンゼルスはホワイトソックスからFAとなっていたライアン・テペラ投手と2年1400万ドルで契約に合意。フィリーズからFAのアーチー・ブラッドリー投手とも1年375万ドルで合意したと米複数メディアが伝えている。
Angels working to sign free-agent reliever Ryan Tepera, sources tell @TheAthletic. Reached agreement with Archie Bradley earlier today.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) March 17, 2022
▽アーチー・ブラッドリー
2年契約のブラッドリーは、昨季フィリーズで53試合に登板して7勝3敗2セーブ、13ホールド、防御率3.71。29歳でこれから脂の乗ってくる年齢だ。
▽ライアン・テペラ
一方、テペラは34歳でキャリア7年。昨季はカブスとホワイトソックスで計65試合に登板。2セーブ、22ホールド、防御率2.79。はキャリアハイの成績だった。この数字だけを見ると期待していいかもしれない(期待を裏切らないで欲しい)。
これで、再契約した守護神ライセル・イグレシアスとロックアウト前に契約したアーロン・ループをいれてアップグレードしたブルペンで、昨年多かった“なおエ”パターンから脱出して大谷の勝利数が増えるだろう。
▽マドン監督がイグレシアスの起用法に言及
ジョー・マドン監督はイグレシアスのマルチイニングセーブを後半まで封印するということだが、ループやテペラ、ブラッドリーが機能すれば負担は軽減されるだろう。
OFFICIAL: The #Angels have agreed to terms on a one-year deal with INF Matt Duffy.
Welcome to the Halos, Matt! 😇 pic.twitter.com/PJ4s4IwdE1
— Los Angeles Angels (@Angels) March 16, 2022
さらに、カブスからFAのマット・ダフィーの獲得を発表。内野のどこでも守れるユーティリティ選手を追加して控え層の充実を図った。高価な正遊撃手と言えるほどの人材がいないエンゼルスなのでこういう補強は必要だろう。