打者・大谷翔平6月4日(日本時間5日)のロイヤルズ戦以来、約1か月ぶりにラインナップに名前を連ねた。
大谷翔平NEWS
エンゼルスは3日(同4日)、大谷翔平投手を故障者リスト(DL)から復帰させ、シアトルでのマリナーズ戦で「6番DH」として先発起用した。
大谷は右肘内側側副靭帯損傷で6月7日(同8日)に故障者リスト(DL)入り。患部に多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受け、3週間後の再検査で靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の必要はなしと診断された。
その結果、ヒジへの負担の少ない打撃面での復帰に向けて実戦形式の練習をしていた。
ソーシア監督は、試合前のインタビューで「DHとして起用してどれだけバットを振れるか、今日の試合で見極められればと考えている」と、試験的に起用する考えで、その結果を見て今後どうするかを決めるとした。
さらに、「彼が、これまでしっかりトレーニングをしてきたので、医療チームから許可が出た。嬉しい限りだ。バッティングについては“制限なし”だ」と日本語を交えて応えた。
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— Angels (@Angels) 2018年7月4日
大谷は、試合前練習では36スイング中、6本が柵越えと順調な回復ぶりを示した。
対戦相手は、イチローのいる同地区ライバルで54勝31敗で今季好調のマリナーズ。43勝42敗で地区4位のエンゼルスは後半戦に向けてこれ以上離されたくない状況だ。
さらに、オールスター前にはインターリーグでロサンゼルス・ドジャースとの“ハイウェイ・シリーズ”も6試合が組まれており、大谷が順調なら前田健太との対戦が楽しみだ。