今季ナ・リーグ優勝候補シカゴ・カブスの左右の両エースが調子を上げてきたようだ。
MLB2018
日本時間4月6日、ジョン・レスターは、今季2度目の先発登板でブルワーズ相手に6回、被安打3、無失点と好投。開幕戦では、敵地でマーリンズ相手に4回途中4失点と不本意な内容だっただけに、チームの連敗を止めた粘り強い投球だった。
右のエース、ダルビッシュ有も日本時間8日、敵地ミルウォーキーでのブルワーズ戦に先発。6回で94球を投げ、被安打2、9奪三振、1四球、1失点(被本塁打1)と好投した。
ダルビッシュは開幕第3戦(日本時間4月1日)、敵地でのマーリンズ戦で今季初先発。4回1/3を投げて5安打5失点2四球、被本塁打1という内容で結果を出していなかった。
この試合では、3回まで無安打に抑え、4回に先頭の1番エリック・テームズに右越えソロ本塁打を浴びたが、5回に3者連続三振を奪うなど、6回まで毎回の9三振を奪った。
7回の打席で代打を送られて交代。同点での交代で勝敗はつかなかったが、カブスは9回に4点を挙げて逆転勝ちした。
ダルビッシュは、前回登板後にカブス独自のデータシステムで自分の球を見直したという。
その結果、スライダーが横に曲がりすぎていたことがわかり(前回だけではなくトミージョン後から)、ファールで粘られないように、スライダーの球筋を斜めに修正。加えて「縦のスライダーも新たに加えました」と、試合後に自身のブログで振り返った。
ブログ更新しました!https://t.co/lubRpYPb9g
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2018年4月8日
この両エースの好投で、カブスは4勝4敗の勝率5割に戻した。
今季のカブス先発ローテーション
- ジョン・レスター(LHP)
- カイル・ヘンドリクス(RHP)
- ダルビッシュ有(RHP)
- ホゼ・キンターナ(LHP)
- タイラー・チャットウッド(RHP)