MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ツインズのべリオスが初完封勝利、FAで獲得したリンは6四球5失点の乱調

 

MLB2018

 

 

2016年の59勝103敗から昨年見事にV字回復、85勝77敗でア・リーグ中部地区2位、ワイルドカードポストシーズン進出を果たしたミネソタ・ツインズ

 

今季は地区2連覇のクリーブランド・インディアンスを捉えて2010年以来の地区優勝を果たしたいところだが、23歳右腕のホセ・べリオスが日曜日の東部地区ボルティモア・オリオールズとの試合で快投を演じ、開幕カードの3連戦を2勝1敗と勝ち越した。

 

メジャー3年目のべリオスは、8回までに許した走者は1人だけ、9回裏一死から2安打と1四球で満塁のピンチを背負ったものの、後続を抑えてメジャー初完投&初完封を演じた。

 

9回107球(ストライク71球)、被安打3、奪三振6、与四球1の完ぺきな内容だった。

 

 

べリオスは昨年、14勝8敗、防御率3.89、WHIP1.23、BB9(9イニング換算の四球数)3.0、SO9(9イニング換算の奪三振数)8.6とブレイクしてローテーションに定着した。

 

ツインズは2月にエースのアービン・サンタナが利き手の指を骨折。復帰まで10週から12週かかるとの診断で、故障者リストで開幕を迎えた。

 

そのため、2月にレイズとのトレードでジェイク・オドリッジ(開幕投手)を獲得。3月にはFA市場に残っていたランス・リンと1年1200万ドルで契約した。

 

そのリンは、現地2日の今季4戦目、ピッツバーグ・パイレーツ戦に先発。4回で5失点(6四球)という乱調で試合を落としている。リンは、契約が遅れ、3月中旬からチームに合流、調整が遅れているのかもしれない。