MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】メジャーの有力代理人が経営者側を非難する声明

 

 

メジャーリーグフリーエージェント(FA)市場の動きが停滞していることを受け、大手代理人事務所CAAスポーツ野球部門の共同代表ブロディー・バンワゲネン氏は「選手は激怒している」と経営者側を非難する声明を出した。

 

 

現地2日に米メディアが伝えたところによると、この問題がこれ以上続く場合、スプリングトレーニングのボイコットに発展する可能性もあることを示唆。1994年のような選手側の「ストライキ」にも発展しかねない事態に陥っているという。

 

声明では、今オフは各球団の経営者の態度ががらりと変わり、足並みをそろえたようにFA選手との契約の資金不足を口にしているという。

 

さらに、「選手の声は高まり、1994年のような形で結束している」とストライキが視野にあることを示唆し、経営者側の態度が変わらない場合は「春季キャンプのボイコットが出発点になるかもしれない」としている。

 

メジャーリーグでは、オフのFA市場が歴史的に渋滞。マーケットのトップ4と言われているダルビッシュ有投手はじめ、FAとなった100選手以上の所属が決まらない状態が続いている。

 

この影響を受けメッツからFAになっていた青木宣親は、日本球界の古巣ヤクルトに復帰したが、スプリングトレーニングを約2週間後に控えイチロー上原浩治といった実績ある日本選手の所属先が決まらない状態が続いている。