イチロー外野手(マーリンズ)が世界のホームラン王、王貞治氏と並んでいた塁打(TB)記録を更新した。
ホームでのナショナルズ戦で5回から代打で打席に立ったイチローは、フルカウントから外角の速球を捉え、あのメジャー初安打のようなセンター前にゴロで抜けていく安打を放った。これで日米通算5863塁打。相手投手は左腕ジオ・ゴンザレスだった。
これで前日まで並んでいた王貞治氏のもつ5862塁打の日本プロ野球(NPB)記録を超えた。
イチロー、フルカウントから外角の速球を捉え、センターヒット!
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年9月7日
通算3071本安打を記録!#日本人選手情報
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野球ファンならお分かりだと思うが、世界のホームラン王に、世界の安打製造機が並んだわけだが、単純に考えても単打は1、二塁打は2、三塁打は3、本塁打は4で計算するTB(塁打)数で、長距離打者に並ぶのは並大抵のことではない。
メジャー代打安打数も25に伸ばし、これは1995年にジョン・バンダーウォールがマークした28本にあと3本と迫っている。
デイリースポーツの調べでは、イチローは日米通算で2070得点をマークし、すでに王氏のもつ1967得点を抜いている。
そのほか、4349安打(NPB記録は張本氏の3085安打)、3566試合(NPB記録は谷繁氏の3021試合)、571二塁打(NPB記録は立浪氏の487本)、117三塁打(NPB記録は福本氏の115安打)などで日本プロ野球記録を上回っている。
また、メジャー記録ではローズ氏の通算安打数(4256安打)と通算出場試合数(3562試合)を超えている。