MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチロー、王貞治氏を超える日米通算5863塁打、代打安打にもあと3

 

 

イチロー外野手(マーリンズ)が世界のホームラン王、王貞治氏と並んでいた塁打(TB)記録を更新した。

 

ホームでのナショナルズ戦で5回から代打で打席に立ったイチローは、フルカウントから外角の速球を捉え、あのメジャー初安打のようなセンター前にゴロで抜けていく安打を放った。これで日米通算5863塁打。相手投手は左腕ジオ・ゴンザレスだった。

 

これで前日まで並んでいた王貞治氏のもつ5862塁打の日本プロ野球NPB)記録を超えた。

 

 

野球ファンならお分かりだと思うが、世界のホームラン王に、世界の安打製造機が並んだわけだが、単純に考えても単打は1、二塁打は2、三塁打は3、本塁打は4で計算するTB(塁打)数で、長距離打者に並ぶのは並大抵のことではない。

 

メジャー代打安打数も25に伸ばし、これは1995年にジョン・バンダーウォールがマークした28本にあと3本と迫っている。

 

デイリースポーツの調べでは、イチローは日米通算で2070得点をマークし、すでに王氏のもつ1967得点を抜いている。

 

そのほか、4349安打(NPB記録は張本氏の3085安打)、3566試合(NPB記録は谷繁氏の3021試合)、571二塁打NPB記録は立浪氏の487本)、117三塁打NPB記録は福本氏の115安打)などで日本プロ野球記録を上回っている。

 

また、メジャー記録ではローズ氏の通算安打数(4256安打)と通算出場試合数(3562試合)を超えている。