マイアミ・マーリンズとシアトル・マリナーズのトレードが成立した。
フラッグディール・トレード情報
シアトルがセットアップマンのデビット・フェルプス投手をマイアミから獲得したことをFanRagのジョン・ヘイマン、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンら複数がツイートしている。
david phelps heading to mariners. @jonmorosi @JeffPassan on top of it.
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2017年7月20日
30歳のデビッド・フェルプスは、先発から中継ぎに転向してブレイク。2016年に先発で5試合、リリーフで59試合、計86回2/3で防御率2.28、奪三振114、WHIP1.14、奪三振率11.8と内容のある数字を残した。
今季は44試合すべてリリーフ登板で47回、防御率3.45、奪三振51、WHIP1.34、奪三振率9.8、与四球率4.0と安定感のあるスタッツをキープしている。
先発経験もあり、岩隈久志の復帰が遅れているシアトルとしても使い勝手が良さそうだ。年俸も460万ドル(来季は年俸調停3年目)とリーズナブルで複数年コントロールできる。
シアトル・マリナーズは、シーズン序盤から相次ぐ先発ローテーション投手の離脱の中、ここまで48勝48敗でワイルドカード(WC)争いで2位につけ、WCによるプレイオフ進出に望みをつないでいる。
Mariners get bullpen boost with deal for Marlins reliever David Phelps. Details: https://t.co/utEcHahCLf pic.twitter.com/jojd5NmXIo
— Seattle Times Sports (@SeaTimesSports) 2017年7月20日
一方のマイアミ・マーリンズは今季も相変わらず下位を低迷している。そしてお家芸とも言うべき夏のファイヤーセールを始めている。
すでに6月26日、アデイニー・エチェバリア遊撃手をマイナー選手2名との交換トレードでタンパベイ・レイズにリリースしている。
さらにクローザーのA.J.ラモスについても3チームが興味を持っているとの情報もあり、トレード交渉が水面下で続いている模様。
ほかに、1番打者ディー・ゴードン二塁手、マーティン・プラド三塁手(DL入り)などの名前が挙がっている。
とは言え、これも相手があっての事だから得意のファイヤーセールといくかどうかは、何とも言えないが・・・。