MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

残りの10日間で「買い手」か「売り手」か分岐点に立つ6チーム

 

残り10日間、ノン・ウエーバーでのトレード期限が迫るメジャーリーグESPNのシニアライターであるバスター・オルニーが、「買い手」になるか、「売り手」に回るか、その分岐点に立つ6チームをピックアップしている。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

それを参考に、下記の6チームの可能性を探ってみた。

 

ホズマー

 

 

 

カンザスシティ・ロイヤルズ

 

2015年にワールドチャンピオンになったチームは、エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケインがフリーエージェントになるこの秋に、彼ら全員を引き留めることはできないだろう。スモールマーケットゆえに予算に制限があるからだ。

 

ロイヤルズのフロントは、完全な崩壊を防ぐためにコストパフォーマンスの良い先発投手や中継ぎ投手とのトレードを検討している。

 

 

②ピッチバーグ・パイレーツ

 

ブルワーズが地区首位だが、カブス、パイレーツ、カージナルスの4チームが4.5ゲーム差にひしめき合う状況。

 

Fangraphsによると、ピッツバーグポストシーズン進出のチャンスは12.5%。「売り手」に回った場合はゲリット・コール投手やアンドリュー・マカッチェン外野手、デビッド・フリース三塁手など魅力的な選手が多い。

 

 

③ロサンゼルス・エンぜルス

 

アストロズが独走し、可能性はワイルドカードのみ。過去15試合のうち10試合で負けている。「売り手」になった場合は、デビッド・ヘルナンデス、バド・ノリスのような優秀なリリーバーがいる。

 

 

シアトル・マリナーズ

 

エンゼルス同様、ワイルドカード争いだけが残っている。ジェリー・ティポトは、この2年間でもっともトレードを成立させたGM。最近もマイアミからデビット・フェルプスをマイナー選手4人と引き換えに獲得。ワイルドカードで1.5差につけ、諦める様子はないが、ここ10日間が正念場になるかも知れない。

 

主軸の高齢化に加え、ネルソン・クルーズが2018年まで、フェリックス・ヘルナンデスが2019年までと時間はあまり多く残されていない。

 

 

セントルイス・カージナルス

 

カージナルスは、Dバックスがタイガースから獲得したJ.D.マルティネスのようなレンタルタイプのプレイヤーには興味がないようだ。あるとすれば複数年チームに貢献してくれる選手を探すことになる。

 

 

テキサス・レンジャーズ

 

ここも地区優勝の目はなく、4連敗中のチームは、ワイルドカードで3.5ゲーム差という厳しい状況に陥っている。

 

「売り手」になった場合、オールスター選出のダルビッシュ有は最も魅力的な選手。カブスが、ダルビッシュを調査中との情報も流れている。

 

右腕は今季終了後にFAとなるため、プレイオフを含め約3か月のみのレンタル移籍になる。どれだけのチームがそれを考えて貴重なプロスペクトを差し出すのか、10球団に対してのトレード拒否権もあり、チームに大きなインパクトを与える選手だけに、その去就が注目される。

 

ジョナサン・ルクロイ捕手のトレード説も一時期は流れた。

 

ルクロイ

 

 

左のエース格コール・ハメルズが4月後半から2カ月間故障で離脱して6月後半に復帰。左右の実力者が本領を発揮すればポストシーズンへの希望が残ると考えたいが、チームに勢いがない。