ヤンキースの新人クリント・フレージャー外野手がデビュー戦で初本塁打を含む2安打をマークした。
3Aから昇格した直後の22歳の新人は、敵地でのアストロズ戦に9番ライトで先発出場。3回の第1打席は空振り三振に倒れたものの、6回の第2打席ではレフトへの二塁打を放ち、メジャー初出場で初ヒットをマーク。
さらに第3打席ではレフトポール際の最前列に飛び込む記念すべきメジャー第1号ソロを放った。
Clint Frazier is the first Yankee in the past 100 years to hit a homer and double in his @MLB debut.
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2017年7月2日
(h/t @ktsharp) pic.twitter.com/skNDPrMtVy
ヤンキースの過去100年間で、新人がデビュー戦で2塁打と本塁打をマークしたのは、これが史上初だという。
フレイジャーは、2013年のMLBドラフト1巡目(全体5位)でクリーブランド・インディアンスから指名された逸材。昨年夏のトレードで、アンドリュー・ミラーと1対4の複数トレードでヤンキースへ移籍した。
パワー&スピードが特長の外野手で、昨年はマイナーのオールスターゲームにも選出されていた。どの媒体でも上位にランクインしているトッププロスペクトである。
数日前には、デビューした新人ダスティン・ファウラー選手が同じライトのポジションで1回にファウルボールを追いかけてフェンスに激突。右脚の膝蓋腱(しつがいけん)の断裂で長期離脱を余儀なくされた。
ヤンキースのライトで明と暗が別れるデビューになった。