MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

アストロズの青木宣親 マルチで「1992」あと8本 バーランダー攻略

日米通算2000安打へ、あと10本と迫っているアストロズ青木宣親が25日(日本時間26日)、本拠地でのタイガース戦に「9番・レフト」で先発出場した。

 

相手の投手はMLBを代表する剛腕バーランダー。青木は、これまで対バーランダー20打数6安打、打率3割と相性が良かった。

 

2試合連続でスタメン起用されたが、昨日のレフトへの犠打で打点を稼ぎ、試合後のインタビューで「今日はいけるかもしれない」と感じたという。その後、14打席ぶりのヒット。

 

この日も第1打席に内野手とセンターの間にポトリと落ちるラッキーなヒットを放つと、6回裏の第3打席では、二死走者なしで、今度はクリーンなセンター前ヒットで、マルチヒットを記録した。

 

青木宣親 アストロズ

 

 

マルチヒットは4月25日以来、19試合ぶり。2本のヒットはいずれもバーランダーだった。相性の良さはあるものだ。

 

日米通算安打は1992本になった。残り「8」本。ちなみにメジャーでは708安打(29本塁打、118二塁打、20三塁打)。これで青木は打率.267に上昇した。

 

試合は7対6でアストロズが勝利。3人目の投手グレガーソンに勝ち星がついて2勝目。クローザーのジャイルズが13セーブ目を稼いだ。

 

バーランダーは5回2/3、9安打を打たれ、6失点だった。4回に4番コレア、6番ゴンザレス、8番センテーノに3本のホームランを被弾したのが響いた。

 

移籍した捕手のセンテーノは、昨年のツインズ時代にもバーランダーから右中間にホームランを叩き込んでいる。