青木宣親がマルチ安打
シアトル・マリナーズの青木宣親外野手は現地22日、敵地で行われたシンシナティ・レッズ戦に「2番レフト」で先発出場。5打数2安打、2得点をマーク。マリナーズは5対4で勝利した。
青木は初回1死走者なしの第1打席でセンター前ヒット。3回無死一、二塁の第2打席は一ゴロに倒れた。
2点を追う5回無死一塁では一塁手のグラブをかすめる内野安打でチャンスメイク。カイル・シーガー三塁手とスティーブ・クレベンジャー捕手のタイムリーの御膳立てをした。マリナーズはこの回に3点を奪い、逆転に成功。
マリナーズは、先発のウェード・マイリーら4投手の継投で守り切り、4連勝を飾った。
青木は、6回1死一塁の第4打席は一塁併殺、9回無死二塁の第5打席は二ゴロだった。この日は5打数2安打2得点。今季6度目のマルチ安打で打率は.234、OBP.320となっている。
この日、1番センターで先発したレオニス・マーティン外野手が、5打数4安打の活躍で打線をけん引。不調だった開幕直後から最近15試合では打率も.340と好調。
打率.252まで回復し、OBP.331、OPS.798。8本塁打、17打点、7盗塁とすべての数字で青木を上回っている。
なかなか打率の上がらない青木だけに、当分の間、マーティン1番、青木2番というラインナップも考えられるかもしれない。
好調マリナーズはインターリーグ(交流戦)でレッズをスイープ。首位レンジャーズをゲーム差なしで追走している。