MLB2017
メジャー開幕戦のナイトゲーム、カージナルス対カブス戦は現地2日、カージナルスのホームタウン、ミズーリ―州セントルイスのブッシュ・スタジアムに4万7,566人を集めて行われた。
同地区ライバルの熾烈な対決を繰り広げてきた両チーム。カージナルスが、オフに契約延長した期待の若手右腕のカルロス・マルティネス、カブスはエース左腕ジョン・レスターの投げ合いで始まった。
カブスは、8回まで6安打無得点に抑えられていたが、3点ビハインドの9回1死一二塁からコントレラスが、カージナルスのクローザー、オ・スンファン(呉昇桓)から3ラン本塁打を叩き込んで土壇場で同点に追いついた。
しかしその裏、カブス5人目の左腕モンゴメリーが、2死満塁からグリチャックに左中間サヨナラタイムリーを打たれ開幕戦を落とした。
カージナルスは、先発のマルティネスが7回1/3を散発6安打に抑える好投。カージナルスの8番ランドル・グリチャックは、4打数2安打、1本塁打、3打点と活躍した。
カブスでは上原浩治が1点リードされた7回に登板し、いきなり四球を与えたが1回を無失点に抑え、移籍初登板を何とか切り抜けた。26球(ストライク16)、被安打1、四球1だった。
この試合の9回、カージナルスの5番モリーナの打席で、新ルールの「intentionally walk」(申告敬遠)が初めて適用された。