フィールディング・バイブル賞
卓越した守備を見せた選手を表彰する「フィールディング・バイブル・アワード」の今季受賞者が発表されている。
捕手(C)でバスター・ポージー(ジャイアンツ)、三塁手(3B)でノーラン・アレナド(ロッキーズ)、左翼手(LF)でスターリング・マルテ(パイレーツ)が2年連続で選出された。
この賞、過去にはマリナーズ時代のイチローも3回(2006年、2009年 - 2010年)選ばれている。
☆2016年受賞者
- 捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)、DRS+23
- 投手:ダラス・カイケル(アストロズ)、DRS+7
- 一塁手:アンソニー・リゾ(カブス)、DRS+11
- 二塁手:ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)、DRS+12
- 三塁手:ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、DRS+20
- 遊撃手:アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)、DRS+18
- 左翼手:スターリング・マルテ(パイレーツ)、DRS+19
- 中堅手:ケビン・ピラー(ブルージェイズ)、DRS+21
- 右翼手:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)、DRS+32
- 複数ポジション:ハビアー・バイエス(カブス)、DRS二塁手+11、三塁手+1、遊撃手+4、一塁手と左翼手は0
よく比較されるゴールドグラブ賞とは異なり、野球統計の第一人者であるビル・ジェームズ氏をはじめとした、セイバーメトリクスの専門家達が守備面での指標や数値を基に投票し、選出する。より公平な視点から守備だけに特化した賞として知らている。
DRSは守備防御点の意で、同じポジションの平均と比較してどれだけ失点を防いたかを示す指標。0が平均で、+15以上はゴールドグラブ級と評価される。
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