MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチロー、マルチヒットで歴代26位、次はルー ブロックの「3023」

 

昨日、キャリア初の代打本塁打をマークしたマーリンズイチロー。現地7日、本拠地でのフィリーズ戦には「2番レフト」で先発出場し、マルチ安打を記録している。

 

 

イチロー伝説

 

 

これで今季24度目のマルチ安打。5試合連続安打でメジャー通算3021安打として、ラファエル・パルメイロ(1986~2005、レンジャーズ、オリオールズ)を抜いて歴代単独26位に浮上した。

 

相手の先発ヘリクソンとは過去20打数2安打と封じ込められていたが、初回にいきなり三塁打。日米通算118本目の三塁打は、イチローらしい“余裕の”スタンディングスリーベースだった。

 

最近10試合で1勝9敗、昨日も負けて5連敗中の暗雲を吹き飛ばすかのようなイチローのイチ撃だった。

 

 

イチローは5回の第3打席。無死一、二塁の場面で塁上の走者を進める犠牲バントを試みる。初球はボール、2球目は低めのボールを見送ったがストライク。3球目はバント失敗でファウルに終わる。

 

1ボール2ストライクになったが、4球目の速球を捉えると、鋭いライナーで三遊間を抜くレフト前ヒット。一気に歴代単独26位に浮上し、チームに追加点のチャンスを広げた。

 

このイチローの活躍等で試合は7回を終了して4対0でマーリンズがリードしている。イチローはここまで3打数2安打。

 

次のMLB歴代安打記録は3023安打のルー・ブロックイチローのメジャー記録を巡る旅はまだまだ続く。