マーリンズは、主砲ジャンカルロ・スタントン外野手と先発左腕アダム・コンリーを15日間の故障者リスト(DL)に登録した。これに伴いロベルト・アンディーノ内野手と左腕ハンター・セルベンカをメジャー昇格させている。
スタントンの右股関節の故障は、復帰まで最低でも6週間かかり、今シーズンは全休になる可能性が強い。
THIS JUST IN: Marlins place Giancarlo Stanton on the 15-day DL with a left groin strain. pic.twitter.com/08GsoiXdfw
— SportsCenter (@SportsCenter) 2016年8月14日
今季は、ここまで103試合、打率.244、OBP.329、OPS.826、25本塁打、70打点。シーズン序盤、とくに5月は打率.173と不調に陥ったが、7月は打率.305、7本塁打と持ち直していた。
これにより、現地14日の本拠地ホワイトソックス戦ではイチローが「1番・ライト」でスタメンに名を連ねた。
3004本目のヒットは出なかったが、2対2の同点に追いついた直後の5回無死一、二塁の場面では、結果的に二塁走者を生還に導く絶妙なバントを決めるなど、5対4の勝利に貢献した。これでマーリンズは連敗を3で止めた。
ESPNはスタントンの代わりにイチローの出番増を予想。しかし、今後も出場過多とならないような起用法となると見られており、イチローに休養が必要な時は三塁のマーティン・プラドを外野手として起用するだろうと伝えている。
イチローはこの日、2打数無安打、1打点、1死球、1得点で打率.316。主砲が離脱した危機で、ベテラン外野手にかかる期待は大きい。