MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田中4回炎上、課題の中4日で今季ワーストの7失点、被安打10

悪夢の5回、1イニング6失点

 

 

ヤンキース田中将大は現地10日、オールスターブレイク前の最終戦に7勝目をかけて登板した。

 

10点リードの5回、田中は先頭のサンタナ二塁打を許すと、1死後に3連打を浴びて2点を失い、さらに2死二、三塁から遊撃手の失策で2点を失う。

 

味方打線の11点のランサポートで、ここで抑えれば7勝目が転がり込んだ田中だが、2死一塁から8番のナキンに痛恨の右越え2ランを浴びて計6失点。11対7と4点差に迫られたところでジラルディ監督から交代を命じられた。

 

4回2/3を投げて今季ワーストの10安打7失点(自責3)で降板した。

 

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対戦相手のインディアンスは苦手な対戦相手。さらに今季あまり数字が良くない中4日の登板間隔。

 

今季、中4日の登板では1試合平均4失点、1勝2敗で、打たれた本塁打も9本のうち7本が中4日の登板の試合。

 

中5日の間隔では5勝0敗で無失点試合が3試合あり、1試合平均の失点が1.22で、本塁打を許した試合はわずか1試合。

 

データでは中4日登板は苦戦しているのが分かる。またインディアンズ戦は、過去2戦2敗、防御率5.68と相性の悪い相手だった。

 

インディアンスは、6月1日から7月1日まで球団記録の14連勝するなど好調で、混戦だったア・リーグ中部地区で6月初めに首位に立ってから現在も地区トップを守っている。