MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ヤンキースと契約したチャップマン、そのDV疑惑の行方は?

 

 

ヤンキースがトレードで獲得したキューバ出身で最強クローザーの一人、アルディス・チャップマン。

 

このブログを訪ねてくださっているMLBファンの方ならご存知だと思いますが、もう一度、チャップマンのドメスティックバイオレンス(DV)疑惑を調べてみた。

 

最初にメディアで報告されたのは12月初旬。米大リーグ機構(MLB)が8日、チャップマンの家庭内暴力(DV)疑惑が浮上したため、同選手が所属するシンシナティ・レッズロサンゼルス・ドジャースのトレード交渉が中断していることメディアに公表し、全米に衝撃が走った。

 

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フロリダ州警察は、証拠不十分に加え、けが人や目撃者がいなかったことにより、チャップマンが告訴されることはないとしているが、MLBは調査を開始したと明かしている。

 

MLBで競技運営の最高責任者を務めるジョー・トーリ氏は、会見で、「われわれは必要な情報をすべて収集している」とコメントした。 トーリ氏は、チャップマンの処遇に関する決定には、期限が設けられていないことを明かしている。

 

チャップマンの恋人、クリスティーナ・バルネア(Cristina Barnea)さんは、同選手に首を絞められた上に壁に押し付けられたと警察に訴え、また同選手が拳銃を数回発砲したと主張している。

 

Yahoo!スポーツは、チャップマンの弁護士ジェイ・ライジンガー氏が、「われわれは容疑を強く否認する。現時点でこれ以上のコメントはない」と語ったと伝えた。

 

チャップマン以外でも大リーグ機構では、妻へ暴力を働いた容疑で警察に身柄を拘束されたロッキーズのホセ・レイエス内野手、さらに妹を突き飛ばして軽症を負わせたとされるドジャースのヤシエル・プイーグ外野手の計3選手が調査対象となっていることをメディアに対して認めている。

 

AP通信によるとチャップマン含め3選手へのDV疑惑は調査中で処遇は決まっていないが、選手会と決めた新たな規範により、例えば「数試合の出場停止」処分などが下される可能性がある。