MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

岩隈久志は2イニングをわずか22球

 

クマ、納得の22球!

 

マリナーズ岩隈久志投手が現地7日、今季のオープン戦初登板となるダイヤモンドバックス戦で好投しています。

 

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この日の投球内容は、マクレンドン監督も満足したようで「岩隈の投球は本当に良かった。これ以上ない登板だった」と高評価していた。

 

岩隈は先発として2イニングに登板。アウト6つのうち5つがゴロアウトに打ち取る“ローボールの魔術師”を演じた。2イニング、無安打、無四球、無失点とパーフェクトの内容だった。

 

2イニングをわずか22球で終えたため、登板後にブルペンでさらに20球を投げ込んむという余裕の調整。昨季は日本人トップの15勝をマーク。14年ぶりポストシーズン進出を目指すマリナーズのカギを握る一人とされる右腕が、新シーズンへ向け最高のスタートを切った。 

 

バッテリーを組んだ正捕手マイク・ズニーノは、ゴロが多かったことに関して「シンカーを思い通りに投げられていた」と評価。さらに「順調に来ている。スプリットの落差など課題もまだあるが、この時期としては素晴らしい出来だよ」と絶賛した。

 

昨年の岩隈は1月の自主トレで右手中指を負傷。この思わぬアクシデントが尾をひいて公式戦初登板が5月3日まで延びた。

 

 

青木ノーヒット、川﨑とイチローにもヒットが!

 

マーリンズイチローはメッツ戦に6番・中堅で臨み、2打数1安打。ジャイアンツの青木はパドレス戦に1番・右翼で3打数無安打。ブルージェイズマイナー契約の川﨑はフィリーズ戦に二塁守備で途中出場し、1打数1安打だった。

 

川﨑は昨年のスプリングトレーニングで打率が.222と低迷し、開幕でアクティブロースター(25人枠)に残れなかった。そのことを考えれば2試合連続のヒットで、まずまずのスタートを切ったといえそうです。