MLB2013 ALDS
レッドソックスが連勝で王手!
“スウィ-トキャロライン” が心に響く...
8回ウラ、フェンウエイパークでは、恒例の応援歌! 「スウィートキャロライン」が流れる。
そして8回ウラの先頭打者、オルティーズの打球は大歓声の満員のライトスタンド上段へ。きょう2本目のアーチ(通算14本目)。
6対4でレ軍がリードしている場面。相手は、タンパのエース、D・プライス。ファンの大歓声がやまない。
そして、クローザー上原浩治が9回のマウンドへ。
上原は、2三振を奪い1回を無失点で締めた。あの大声援!ファンとチームとの絆。単に企業の宣伝媒体ではない、地域とスポーツが一体となった「フランチャイズ制」の真髄を垣間見ることができる。
上原の前には、田澤純一が、2点リードの八回に登板し、1安打を打たれたが、併殺打に仕留め無失点。日本投手2人のリレーでレイズの反撃を封じた。
これで2連勝。リーグ優勝決定シリーズへ王手をかけた。
◇解説者・武田一浩の視点
「上原の特徴。上原のテイクバックは他がマネをすると絶対手が遅れる。若い人がよくマネをしているが、誰もマネができない。この投げ方でヒジがうまく上がってこない」
◇レッドソックス・ファレル監督の話
「救援投手が良い仕事をした。(8回に)田澤がエスコバルを併殺打に仕留めたのも鍵になった。上原はずっと目を見張るような投球をしている」