MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB契約情報】2人のベテラン外野手がメジャー契約 マカッチェンは古巣復帰

 

スプリングトレーニングまで40日を切ったメジャーリーグだが、2人のベテラン外野手が契約を決めている。

 

 

MLB契約情報

 

マカッチェンがパイレーツ、ポロックマリナーズと契約

 

パイレーツはブリュワーズからフリーエージェント(FA)となっていた36歳のアンドリュー・マカッチェンと1年契約で合意した。

 

パイレーツ時代は2011年から5年連続でオールスター・ゲームに選出されていたマカッチェン。メジャー15年目のベテランだが、最初の9年間は同球団に所属。

 

2013年には打率.317、21本塁打、27盗塁、OPS.911でリーグMVPを獲得。パイレーツの20年連続負け越しをストップする原動力となり、同球団を21年ぶりにプレーオフに導いた。

 

パイレーツの9シーズンではコンスタントに150試合に出場して、個人的にはこの頃の黒と黄色のユニフォームを着たマカッチェンのイメージが一番強い。

 

筆者と同じ胴長短足)に見える体型で、好感が持てる選手だ。

 

2023年は2017年以来、6年ぶりのバックス復帰になる。マカッチェンは、パイレーツのオーナーとも親交があり、今回の移籍でも手紙を送り、他球団からの誘いを断って古巣復帰にこだわったという。

 

現役最後の球団を若き日に輝いたピッツバーグに決めたのだろう。わかる気がする。

 

 

マカッチェンの契約は単年500万ドル

 

そのあたりの経緯は、Youtube動画で個人的に楽しみにしているMNsportsさんが詳しく紹介されているので興味ある方は見てほしい。(最後に高評価、登録も忘れずに!)

 


www.youtube.com

 

昨年はブリュワーズで主にDHとして134試合に出場。打率.237、17本塁打、69打点、出塁率.316、長打率.384、OPS.700、OPS+ は99。メジャー14年間のキャリアでOPSは自己ワーストだった。

 

そのためブリュワーズとの1年850万ドルからするとダウン提示になった。パイレーツでは今季と同様にDH、または外野の両コーナーでの起用が考えられる。

 

 

ポロック外野手はマリナーズと単年契約

 

マリナーズホワイトソックスからFAとなっていた35歳のA.J.ポロック外野手と単年700万ドルで契約している。この契約は成績に応じて最大300万ドルのインセンティブが追加される内容になっている。

 

ポロックは昨季、138試合に出場して打率.245、出塁率.292、長打率.389、14本塁打、56打点でOPS.681、OPS+ は91。彼もケガのために、ほぼフルシーズン離脱した2016年を除いてOPSで自己ワーストのシーズンだった。

 

マリナーズブルージェイズからテオスカー・ヘルナンデスを獲得しているため、ポロックは新天地では左翼かDHでの起用が考えられる。