パドレスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦で今季13勝目を挙げた。
MLB2022
ダルビッシュの安定感を指揮官も称賛
ダルビッシュは今季26試合目の先発登板で21回目のクオリティースタート(6回以上、自責3以内)だったが、3被弾を許した投球内容に「ダメだったですね。いい球もそんななかったですし、結構疲れ気味だったし、いいところなかったなと」と振り返った。
6.0イニングを投げてピッチカウントは95球(ストライク58)、被安打5、失点3、奪三振6。
前回、7回111球を投げて無失点。あれから中4日のマウンドだった。
メディアのインタビューに「今日は凄く疲れていた。過去2日間あまり寝られなくて……。」と、理由として自宅の隣が家の工事でうるさかったことや別の部屋で寝たがクーラーの効きが悪かったことなど、思わぬ敵と戦っていたようだ。
コンディション管理はプロでも難しいということだろう。
それでもリーグトップのクオリティスタート(QS)を自己最多の21に伸ばし、ポストシーズン進出へ勝負のかかったシーズン終盤に自身3連勝と結果を出している。
2013年以来、9年ぶりの13勝に達した。勝利数は投手の能力とそれほど関係ないとは思うが、他のスタッツもエース格だ。
168.2イニングで既に今季の規定投球回数はクリアしている。防御率3.31、WHIP0.984、FIP3.48、奪三振168、K/9=9.0、BB/9=1.8。被打率.212、K/BB=4.94でbWAR3.6。
26試合に登板してこのスタッツは素晴らしい。安定感もある。
We love Yu.
— San Diego Padres (@Padres) September 7, 2022
Before tonight's game, we took a moment to celebrate @faridyu and his incredible accomplishment 👏 pic.twitter.com/y0kyswyd8A
これで19試合連続で6イニング以上を投げた抜群の安定感をメルビン監督も称賛していた。