フレディ・フリーマンとの再契約が注目されたブレーブスだが、その契約にも影響するアスレチックスとのトレードが成立した。
MLB トレード情報
昨年の覇者ブレーブスは若手有望株4人とのトレードでアスレチックスから強打好守の一塁手、マット・オルソンを獲得したことを発表した。
これで今季ブレーブスのユニフォームを着るフリーマンの姿は無くなった。ブレーブスは大金を出して長期契約を結ぶより若手有望株を対価として放出することを選んだ。
BREAKING: Atlanta and Oakland are in agreement on a trade that will send star first baseman Matt Olson to the Braves, sources familiar with the deal tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) March 14, 2022
メジャーキャリア12年、ブレーブスの生え抜きとしてチームの中心選手だったフリーマンを失うのは大きな戦力ダウンだが、アスレチックスから新加入のマット・オルソンも好守好打の一塁手だ。
2018年から2年連続でゴールドグラブ賞を受賞。昨季は、アスレチックスで156試合に出場して打率.271、39本塁打、111打点、OPS.911というキャリアハイの成績を残した。
5.8 WAR, 39 homers and 111 RBI in 2021!
Atlanta native Matt Olson is reportedly headed to the #Braves. pic.twitter.com/fmVefg2v7t
— MLB Network (@MLBNetwork) March 14, 2022
2019年には守備の名手に与えられる「フィールディング・バイブル・アワード」も受賞している。
プロスペクト4人を差し出した対価は大きいが、オルソンの27歳の若さを考えるとその対価の大きさも納得できるトレードだ。
Matt Olson is on his way to his home state of Georgia. pic.twitter.com/Y6CKmNoJjS
— MLB Stats (@MLBStats) March 14, 2022
フリーマン争奪戦には、ドジャース、ヤンキース、ブルージェイズ、レイズなどの名前が挙がっているが、左打ちの一塁手としてはアンソニー・リゾも残っており、リゾがヤンキース、フリーマンはドジャースあたりに落ち着きそうな予想が多い。