「スポーティング・ニュース」の各賞の受賞者が発表された。
MVPは大谷翔平が総なめ?
2021年シーズンの年間最優秀選手(MVP)には大谷翔平(エンゼルス)を選出した。
大谷が2021年に獲得したMVPは、メジャーリーグ選手会(MLBPA)が選出する「プレーヤーズ・チョイス賞」と1942年創刊のアメリカでも歴史ある野球誌「ベースボールダイジェスト」誌のMVPだが、ほかに「Baseball America」のMVPを受賞。
さらに先日は史上16度目の「コミッショナー特別表彰」にも選ばれており、これで早くも“4冠”を達成したことになる。
スポーツ専門メディアの「スポーティング・ニュース」は、1886年に創刊。1936年から同賞の表彰を行っており、これは全米野球記者協会が選ぶMVPと異なり、両リーグからたった1人しか選ばれない文字通り最優秀選手に贈られる賞だ。
今年はメジャーの184選手が投票。大谷は約56%の支持を集めた。同誌の大谷への評価は「オオタニはこれまでベーブ・ルースと比較されてきた」と表現し、“元祖二刀流”が投打で活躍してきた時代を回顧。その上で「今シーズン、我々が目撃したオオタニの活躍ほどではなかった」として、大谷を称えた。
「スポーティング・ニュース」各賞受賞者
■年間最優秀選手
■ア・リーグ新人王
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
■ナ・リーグ新人王
ジョナサン・インディア(レッズ)
■ア・リーグ最優秀監督
ケビン・キャッシュ(レイズ)
■ナ・リーグ最優秀監督
■年間最優秀エグゼクティブ
ファーハン・ザイディ(ジャイアンツ)
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