エンゼルスの大谷翔平が米誌「ベースボール・ダイジェスト」のMVPに選出された。
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大谷翔平が「ベースボール・ダイジェスト」のMVPに
1942年創刊のアメリカでも歴史ある野球誌『Baseball Digest』(ベースボール・ダイジェスト)は現地時間10月7日(日本時間8日)、MLB2021年シーズンの年間最優秀選手に大谷翔平を選出した。
Congratulations to #ShoheiOhtani of the @Angels - the the 2021 @BaseballDigest-@eBay MLB Player of the Year. Our 53rd @MLB Player of the Year award (1969-2021). pic.twitter.com/WOHgGnht19
— Baseball Digest (@BaseballDigest) October 7, 2021
■「MLB史上唯一の選手」と大谷翔平の二刀流を評価
1969年から始まった同表彰で、日本人選手としては初の快挙となった。
現地記者や元選手、監督ら19人の投票で各賞が決まるが、16人が大谷に1位票を投じた。次点はウラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)で1位票を2票。3位はサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)だった。
選出理由は「一世紀以上も見られなかった二刀流パフォーマンスを披露した」、さらに「45本塁打、8三塁打、25二塁打、25盗塁以上を記録したMLB史上唯一の選手だ。マウンドでは23試合に先発し、9勝2敗、防御率3.18を記録した」と投打のスタッツを評価した。
また、年間最優秀投手にマックス・シャーザー(ドジャース)、年間最優秀救援投手にジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)を選出。
シャーザーは、7月末のトレード・デッドラインでナショナルズからドジャースへ移籍し、ドジャースでは11試合に先発して7勝0敗、防御率1.98と圧巻のパフォーマンスでインパクトを残した。
今季は30試合に先発して179.1イニング、15勝4敗、防御率2.46、236奪三振で、ナ・リーグの「サイ・ヤング賞」候補の1人にも挙げられている。
ヘイダーは投高打低だったブリュワーズの地区優勝にクローザーとして貢献。今季は、60試合に登板して58.2イニング、4勝2敗34セーブ、防御率1.23、102奪三振をマーク。
セーブ機会では35登板で失敗は1度しかなく、絶対的な守護神としてブリュワーズを3年ぶりの地区優勝に導いた。