ア・リーグに続いていよいよナ・リーグのディビジョンシリーズ(NLDS)も始まった。
NLDS ジャイアンツvs.ドジャースの背景
シリーズの開幕を前にMLB公式サイト「MLB.com」が現地7日(日本時間8日)、サンフランシスコ・ジャイアンツとロサンゼルス・ドジャースの日本人ファンにもなじみが深い西海岸のライバル対決にスポットを当てた記事を掲載している。
それによれば、歴史あるこの2球団がプレーオフのNLDSで対戦するのはこれが初めてらしい。レギュラーシーズンでは過去2535試合している同地区ライバルだけに初対戦は驚きだ。
さらに、ジャイアンツは球団史上最多の107勝シーズン。レギュラーシーズンで最高勝率を収めリーグのトップシードだ。
対するドジャースは昨年のワールドシリーズ覇者でディフェンディングチャンピオン。今季はジャイアンツに次ぐ106勝で、これも球団史上最多タイの勝利数。
105勝以上したチーム同士がポストシーズンで対戦するのも、今回が史上初らしい。
また、この2チームはレギュラーシーズンで合計213勝しているが、これはポストシーズンで対戦するチームの合計勝利数としては史上最多で、これまでは1998年のワールドシリーズで対戦したヤンキース(114勝)とパドレス(98勝)の合計212勝だったが、今回はそれを更新した。
両球団の今季の対戦成績はジャイアンツが10勝、ドジャース9勝。直接対決の得点数もジャイアンツが78得点とドジャースが80得点と均衡している。
ジャイアンツのホームで始まるNLDSのGAME1は、ドジャースがウォーカー・ビューラー(16勝4敗、防御率2.47)、ジャイアンツはローガン・ウェブ(11勝3敗、防御率3.03)が先発登板する予定となっている。
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— SFGiants (@SFGiants) October 9, 2021