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【MLB移籍情報】C.クルーバーがレンジャーズに!先発3人目の補強

 

 インディアンスのエースだった右腕コーリー・クルーバーをレンジャーズがトレードで獲得した。これでレンジャーズは、このオフでスターターは3人目、ブルペンも3人を追加したことになる。

 

 

MLB移籍情報

 

 

 クルーバーのトレードに関しては、パドレスエンゼルスが移籍先として浮上していたが、エンゼルスMLBネットワークのケン・ローゼンタールが争奪戦から撤退したことを報じていた。その後、複数の報道ではレンジャーズやドジャースが争奪戦に参加していることを報じていた。

 

 クルーバーは、14年と17年にアメリカン・リーグサイ・ヤング賞を受賞。球界を代表する右腕でレンジャーズではエースとしての加入だが、来年4月に34歳になることや5月のマーリンズ戦で打球の直撃により右前腕部を骨折したために、わずか7試合の登板に終わったことなどネガティブなイメージがある。

 

 2014年から2018年まで5年連続で200投球回と200奪三振以上をマークしたパフォーマンスがどこまで蘇るかは未知数だ。

 

 

 

 ただ、来季の年俸が1750万ドル(21年は年俸1800万ドルのクラブオプション)とリーズナブルな年俸で2年間キープできることなど、リスクよりはメリットの方が大きいかもしれない。

 

 レンジャーズは、明年のオープンに向けて新スタジアムの建設が進む(工事中のぼや騒ぎが心配だが)。それに向けてこのオフでは積極的な補強が目立つ。

 

 

 

 なお、このトレードでは、デライノ・デシールズ・ジュニア外野手とエヌマエル・クラーセがインディアンスに移籍する。クラーセは100マイルを超える速球派で100マイル近いカットボールを武器とする21歳右腕。8月にメジャーデビューして21試合で防御率2.31、4ホールド、1セーブをマークしている。