ナ・リーグ中部地区を3年ぶりに制したカージナルスはベテラン右腕アダム・ウェインライトと再契約した。契約内容は、1年500万ドルで、これに成績に応じて支払われるインセンティブが500万ドルとなっている。
MLB契約情報
ウェインライトと1年500万ドルで再契約
カージナルス一筋で14年目の今季は、31試合に先発して、チームで2番目となる14勝(10敗)を挙げ自身10回目の2ケタ勝利をマーク。特に後半戦は15先発で9勝3敗の安定感で、混戦の中部地区にあってチームの地区優勝に貢献した。
この再契約で通算162勝、最多勝2度、オールスター3度選出のベテラン右腕は、カージナルスで15年目の春を迎えることになる。
Wainwright contract with #STLCards, per source: One year, $5M plus $5M incentives.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 12, 2019
マイク・シルト監督が2019年のリーグ最優秀監督賞を受賞したカージナルスだが、ウェインライトとの再契約により、先発ローテーションは下記の4枠が決定―。
ダコタ・ハドソン(16勝7敗、防御率3.35)
アダム・ウェインライト(14勝10敗、防御率4.19)
ジャック・フラハティ(11勝8敗、防御率2.75)
マイルズ・マイコラス(9勝14敗、防御率4.16)
マイケル・ワカ(6勝7敗、防御率4.76)がフリーエージェントになったため、残りの1枠は未定だが、この時期で既にローテーションの大枠が決まっていること自体が、このチームの強さを感じることができる。
なお、プロスペクト・ランキングでMLB33位、BP21位の25歳アレックス・レイエス投手がデビューしている。
2019 NL Manager of the Year: Mike Shildt. Full voting details: https://t.co/hok703oDJa
— BBWAA (@officialBBWAA) November 12, 2019