ダルビッシュ有のファンには悲報といえるニュースが入ってきた。
5月23日から故障者リストに入っていたカブスのダルビッシュ有が右ひじの骨の挫傷のため、少なくとも6週間の治療が必要と診断され、今季中の復帰は絶望となった。
8月16日に32歳になったダルビッシュだが、右の上腕や右ひじに炎症が出て、治療や調整を続けてきた。
順調に行っているように見えたリハビリだったが、今月19日、復帰に向けてインディアナ州で行われたマイナーリーグの試合で、2回が始まる前の投球練習中に右ひじの痛みを訴え、急きょ降板していた。
Yu Darvish's season is officially over after pitching just 40 innings:https://t.co/GtEdfef5gI#Cubs pic.twitter.com/IU4ioKODMj
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2018年8月22日
カブスのセオ・エプスタイン野球部門社長の見解では「ストレス反応は疲労骨折の前兆だ。骨折はしていなかったけど、ストレス反応の回復には6週間を要する。残念だけど、ユウの2018年シーズンは終了だろうね」という事で、MRI検査の結果、右ひじの骨の挫傷のため、少なくとも6週間の治療が必要で右の上腕三頭筋にも炎症があると診断され、治療後のリハビリや調整を考慮すると今季の復帰は絶望的になった。
JUST IN: #Cubs president of baseball operations Theo Epstein announces that SP Yu Darvish will miss the remainder of the season after being diagnosed with a stress reaction in his elbow. #MLB MORE: https://t.co/ohG3PNjKqX pic.twitter.com/9M820l00G3
— SportsCentre (@SportsCentre) 2018年8月21日
ダルビッシュは、レンジャーズ時代の2015年に右ひじの部分断裂が発覚し、再建手術を受けたが、その靱帯(じんたい)には異常はなかったという。
ジョー・マドン監督は敵地デトロイトでのタイガース戦の記者会見で「来年には帰って来ることができればいい」と希望を語った。
ダルビッシュの今季は8試合に登板し1勝3敗、防御率4.95。カブスでの1年目は最悪の年になりそうだ。来季のカムバック賞に期待したい。
メジャーキャリア6年間の通算では139試合に先発して57勝45敗、防御率3.49、WHIP1.190、872回1/3イニングスで1020奪三振。奪三振率は11.0、与四球率3.40。