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【MLB移籍情報】マーリンズのジャスティン・ボーア一塁手がフィリーズへ移籍

フィラデルフィア・フィリーズマイアミ・マーリンズから一塁手ジャスティン・ボーアをトレードで獲得した。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

 

このトレードでフィリーズが差し出すのは、マイナーリーガーのマッケンジー・ミルズと一部ボーアの年俸を負担する。

 

ボーアは年俸340万ドルで、決して高くはない年俸だが、シーズン残りの約90万ドルの半分をマーリンズが負担する内容らしい。

 

交換要員のマッケンジー・ミルズは22歳左腕。今季は1A+に所属し、ここまで主に先発として20試合に登板し2勝5敗 防御率3.51の成績を残している。

 

ジャスティン・ボーアといえばマーリンズの元同僚イチローとの交流が有名な選手で、日本のメジャーリーグファンにもそこそこ名の知れた選手。

 

17年オフにも来日してイチローと合同自主トレを行ったことを自身のツイッターで報告し、その時の様子はメディアでも報じられた。

 

今回のトレードだが、フィリーズは、シーズンオフにカルロス・サンタナ一塁手を3年6000万ドルで獲得。

 

サンタナは打力を買われて捕手から一塁にコンバートされたが、打率.219、出塁率.356、OPS.758、17本塁打と期待されたほどでもなく、サンタナの調子を見ながらボーアは一塁手のバックアップになることが予想される。

 

さらに、対ア・リーグとのインターリーグ戦では指名打者としての起用が考えられる。

 

ボーアの今季は、打率.227、出塁率.347、OPS.759、19本塁打という成績で7月以降に調子をあげており、今季のサンタナぐらいの結果は期待できる。