MLB メジャーリーグ物語

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【MLB移籍情報】8月に移籍する可能性があるプレイヤー達

 

メジャーリーグでは8月もウェーバー公示を経てトレードが成立している。

 

 

MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏が2018年8月にトレード移籍する可能性がある10名の選手をリストアップしている。成り行き次第では、今後成立する可能性が残るトッププレイヤーをピックアップしてみたい。

 

 

 

ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ三塁手

アービン・サンタナ(ツインズ・先発投手)

 

 

ドナルドソンは今季終了後にFAになるため、これまで通りにプレイしていれば、この夏の目玉になる三塁手の一人だった。

 

この夏は、三塁手に人材が多く、マチャドは遊撃手でドジャースへ移籍。ムスタカスはブルワーズ、エスコバードジャースと1.5ゲーム差の2位で首位争いを演じていたダイヤモンドバックスに移籍した。

 

その中で、ドナルドソンだけが5月下旬より戦線を離脱して残っている。

 

サンタナも指の故障で離脱。7月25日に復帰したが、復帰後4試合で防御率6.53と本調子には程遠い数字だ。

 

ただ、上の2人は、今後の成績次第ではパフォーマンスが良ければ、争奪戦に発展する可能性があるという。

 

 

 

エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ・三塁手

アダム・ジョーンズ(オリオールズ・外野手)

 

 

このベテラン2人も動く可能性があるという。ベルトレイに関しては、複数球団が10&5 (メジャー・サービスタイム10年以上で、なおかつ直近の5年間同一チームに所属)による全球団へのトレード拒否権を有しているベルトレに関心を示したが、7月31日までに移籍することはなかった。

 

 

3000安打も達成したレジェンドが、残りの現役生活で望むのはチャンピオンリング。優勝を争うチームが強く求めてきた場合には、トレードを受け入れると予想している。今季終了後にFAになる。

 

 

ジョーンズは、13年間のメジャーキャリアの中で11年間ボルチモアのユニフォームを着ていた。彼の家族がボルティモアを愛していて、本人も深い交友関係があるため、10&5による全球団へのトレード拒否権を行使して、オリオールズでキャリアを終えることを選ぶかもしれない。今季終了後にFAとなるジョーンズとオリオールズが再契約する可能性は低いという観測だ。

 

 

アンドリュー・マカッチェンジャイアンツ・外野手)やスターリンカストロマーリンズ二塁手)は、すでにウェーバーをクリアしたと伝えられている。

 

 

カストロに関しては、来季が1年1280万ドルという高額の契約が残るのがネックかもしれない。

 

 

その他、ブライス・ハーパー(ナショナルズ・外野手)、マット・ハービー(レッズ・先発投手)、ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス・先発投手)などの名前も挙がっていた。

 

 

秋信守(レンジャーズ・外野手)も名前が挙がっていたが、来年と再来年の2年間ともに年俸2100万ドルが残り。高年俸のため、間違いなくウェーバーはクリアすると思われるが、負担が大きすぎて、どの球団も手が出せないだろう。

 

 

それに比べるとマット・ハービー(レッズ・先発投手)は、年俸残額190万ドルで実績の割にはリーズナブルといえる。

 

 

ほかに、メッツの捕手デビン・メソラコの名前が挙がっている。