大谷翔平NEWS
現地26日、アリゾナ州ピオリアで行われたパドレス戦に「2番指名打者」で出場した大谷翔平は、1安打1打点、2四球。3打席全てで出塁する打者としては、まずまずの実戦デビューを飾った。MLB公式サイトもそのデビューをヘッドラインで伝えた。
Shohei Ohtani drives in a run on his 1st hit of #LAASpring! pic.twitter.com/uLsiMiQuHO
— Angels (@Angels) 2018年2月26日
USAトゥデイWEBによれば、大谷のスタメン入りが発表されると午前中は静かだったピオリアスタジアムのプレスルームも野球記者やカメラマンで溢れかえったという。
日本のメディアは、エンゼルスのエリック・ヒンスキー打撃コーチの大谷に対する評価を掲載している記事が多かった。
「球数をかなり稼ぎ、落ち着いていた。頭を前へ動かさない分、早く球を感知できる。上半身をソフトに構えている分、前のめりにならず、手と下半身を使えている。打者としての初戦は上々だった」。ベンチ内で大谷と話し込む姿があったが、球速や傾向などメジャー投手の対策について話し合っていたという。
引用:スポーツ報知
エリック・ヒンスキー打撃コーチは以前にも「素晴らしい。正しいスイングをしているし、アメリカンウェイに適応しようとしている。左のパワースラッガーなのでラインアップに奥深さが出る」と、大谷を高く評価していた。
打撃コーチ自身も02年のブルージェイズ時代に新人王を受賞。その年の「日米野球」にも来日している。ヤンキースに移籍した09年には松井秀喜氏とともにワールドシリーズ制覇。大谷と松井氏を比較して「スタンスが似ている。手の置き方、下半身の使い方がよく似ている」とも分析している。
そんな打撃コーチの下で大谷もコンスタントに試合に出場できれば投打の総合評価で「新人王」争いに絡んでくる事も期待できる。
対戦相手は、大谷をどう見たか?
ドジャースなどメジャー10年間で、606試合に出場している36歳のベテラン捕手A.J.エリスは、「自信を持って打席に立てていた。ストライクゾーンをよく認識している。(四球を選んだ)最初の2打席は打てる球がなかったが、辛抱強く真ん中への球を待った。3打席目は打つべき球を強く打ち返した。ベテランのようなスイングをしていた。打者としてやるべきことが分かっているようだ」と絶賛したという。
「打者」大谷に関しては、ソーシア監督も主力の打者たちと同じ50から60打席の出場機会を与えるとコメントしている。
「四球が2つ取れたのも良かった」/大谷一問一答 https://t.co/3LjpJTtXfC #大谷翔平 #エンゼルス #MLB #Angels
— ニッカンMLB情報 (@MlbNikkan) 2018年2月27日