5年ぶり16回目のチャンピオンシップ(リーグ優勝決定戦)に進出を決めたヤンキース。田中将大を第1戦に先発させるようだ。
MLB2017 ALCS
10月13日(日本時間14日)から始まるア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)を前にヤンキースの指揮官が、第1戦の先発投手に田中将大を指名した。
リーグ最高勝率のインディアンスが絶対有利と見られた地区シリーズで、最初の2連敗からの3連勝した大逆転劇。
ジョー ジラルディ監督は「全員が貢献してくれた。この逆転劇に貢献しなかった選手は一人もいないと思う。素晴らしいことだよ。見事な戦いを見せてくれた選手たちを誇りに思う」と選手たちを称えた。
その反撃の転機になったのが、崖っぷち第3戦の田中将大のパフォーマンス。7回気迫の92球、3安打、無失点、7奪三振で相手をねじ伏せた投球は、チームを1-0での勝利に導いた。
#Yankees rotation for ALCS
— Yankees SPORTalk (@SPORTalkYankees) 2017年10月12日
Game 1: Tanaka
Game 2: Severino
Game 3: CC
Game 4: Gray#PinstripePride pic.twitter.com/8UPJX4QMc5
第1戦@ヒューストン 田中将大
第2戦@ヒューストン ルイス セベリーノ
第3戦 CC.サバシア
第4戦 ソニー グレイ
第5戦 田中将大
ワイルドカードから2009年以来のワールドシリーズへ駆け上がれるのか。その大事なシリーズを田中に2度マウンド(第1戦とおそらく第5戦)を託すことになる。
対戦相手のヒューストン アストロズは、ナ・リーグ中部地区時代の2005年以来となるチャンピオンシップ進出。8月のハリケーン「ハービー」上陸で多大な被害を受けたヒューストン市民を励ます為にチーム、ファンとも一丸となって燃えている。
その強敵相手に“エース”の称号が復活した田中将大が、どんなパフォーマンスを見せるのか、先の2戦は「神の子、マー君」が降臨したが、次はどうなるのか? 静かに見守りたい。