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ハーパーが11号サヨナラ弾!来季の契約も2162万ドルで合意

ワシントン・ナショナルズの若き主砲ブライス・ハーパーが現地13日、本拠地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦でサヨナラ11号本塁打を放った。

 

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ハーパーは9回裏、2死一塁の場面で、6人目のエドブレー・ラモス投手の0-1からの2球目(95.1マイルのフォーシーム)をセンターに叩き込んだ。サヨナラ弾はこれで自身5本目となった。

 

 

この日、ブライス・ハーパー外野手はナショナルズと2018年の年俸2162万5000ドル(約24億5,000万円)で合意したことが報道されていた。

 

これはフリーエージェント(FA)ではない選手としては1年あたりの史上最高額で、MLB.comによれば、この契約には「最優秀選手賞」を受賞した場合に100万ドルのインセンティブなどが付くという。

 

今季は1362万5,000ドル(約15億4000万円)で年俸調停を回避していた。

 

ハーパーは2012年にメジャーデビューすると、2015年には打率.330、42本塁打、99打点をマークし、史上3番目の若さ、史上最年少でナ・リーグ最優秀選手に選出された。

 

しかし、16年はマークが厳しく、1試合6四球や5月に月間33四死球と勝負を避けられ続け、打率.243と調子を崩した。それでも出塁率.373、長打率.441、OPS.814、盗塁21、敬遠はリーグ最多の20だった。

 

今後、メジャーリーグの顔として活躍しそうな24歳の若者が、記録にも記憶にも残る「母の日」のメモリアルアーチをかけた。母のシェリーさんにとっては、いろんな意味で親孝行の息子と言えそうだ。

 

ちなみに彼は、18年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になるが、ここでも紹介したとおり、ヤンキースの主砲として大型FA契約が噂されている。