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【WBC2017】WBCの気になる各種ルールは?ポイント解説

 

3月に開催の「2017ワールド・ベース・ボールクラシック」の各種ルールがWORLD BASEBALL CLASSIC INC.より 発表された。公式サイトからポイントとなる点を抜粋して紹介する。

 

延長戦は、ソフトボールで採用されているルールで延長10回を終えて決着がつかない場合、同11回以降は無死一、二塁からタイブレーク制を実施。打順は10回終了時点から引き継ぎ、先頭打者の直前の2人が一、二塁走者となる。

 

コールドゲームの規定も前回同様に採用されて「7回以降に10点差、5回以降に15点差」がついた場合にはコールドゲームとして試合が終了する。

 

その他、気になるポイントは、

 

①投手の球数制限

 

1試合につき1次ラウンドでは65球、2次ラウンドでは80球、準決勝と決勝では95球を超えて投げることはできない。ただし、ある打者の打席中に投球数制限に達した場合は、その打席完了まで投球できる。

 

  • 50球以上投げた場合、次の登板まで中4日をあけなければならない。
  • 30球以上、または2試合連続で投げた場合は、次の登板まで中1日をあけなければならない。

 

②予備登録投手←NEW

 

今大会から新たに予備登録投手の登録枠が設けられた。最大10名まで登録可能で大会期間中、次のラウンドに進出した際に2名まで入れ替えができる。

 

  • ・ただし、最終登録メンバー28人の中に予備登録投手を1人~2人登録し、予備登録投手同士での入れ替えに限る。
  • ・予備登録投手は、一度、他の投手と入れ替わった場合、再登録することはできない。

 

③ビデオ判定

 

1次、2次ラウンドでは、本塁打のみビデオ判定を行う。決勝ラウンドにおいては、MLB公式戦におけるビデオ判定方式に従う。ただし、チャレンジは行わない。

 

 

④順位決定方法

 

1次、2次ラウンドでは、勝率が並んだチームは、以下の方法で順位を決定する。

 

(1)1位と2位が同率の場合:直接対決で勝ったチーム

(2)3チームが2勝1敗で同率の場合、1位を下記の優先順位で決定し、2位および3位はプレイオフを戦う。

 

  • 1 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
  • 2 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
  • 3 同率チームとの対戦で、打率が高い
  • 4 WBCIによる抽選

 

(3)3チームが1 勝2 敗で同率の場合、上記優先順位で最下位チームを決定。残り2チームでプレイオフを戦う。

 

 

▼記事参考

 

www.wbc2017.jp