MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【WBC2017】アメリカ代表、野手は豪華だが先発クラスが見劣りする布陣

 

投手の起用法等でルールを改正したことにより、セミファイナルからのドジャースタジアムでメジャー最高の左腕といわれているクレイトン・カーショーの先発を期待したが、ロースターにないのは残念だ。

 

盛り上がりに欠ける大会にならなければいいが・・・そうでないと大会自体の継続が危ぶまれているからだ。

 

ということで、そのアメリカ代表にスポットを当てると、ジム・リーランド監督率いる米国代表は、剛腕マックス・シャーザーの辞退、MVP経験者のマイク・トラウト内野手ブライス・ハーパー内野手、ジョシュ・ドナルドソン内野手なども辞退。

 

オールアメリカン・セカンドチームといった顔ぶれだが、それでもジャンカルロ・スタントン外野手、ポール・ゴールドシュミット一塁手ら長距離砲は揃えた。

 

守りの要になるバスター・ポージー捕手、ジョナサン・ルクロイ捕手は最強コンビだろう。キーポイントになる中継ぎ陣は専門職を揃えた。クローザーもミラーとロバートソンという一流クラスを入れてきた。

 

アメリカ代表は、1次ラウンド(プールC)で前回王者のドミニカ共和国、コロンビア、カナダと激突する。

 

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また、今回導入された「指名投手枠」制度によって、1次ラウンドは先発投手のダニー・ダフィーとタナー・ロアーク両投手が出場する。その後、出場が予想されるマーカス・ストローマン投手やマイケル・フルマー投手は若手だが実績もあり期待できる。

 

しかし、先発は、野手陣に比べてやや見劣りするメンバー。サイ・ヤング賞のシャーザーの欠場は残念で、クリス・セールやノア・シンダガードなどのエリートスターター達は様子見を決め込んだのか出場辞退した。

 

同制度では1次ラウンドと2次ラウンド終了後に指名投手として登録されたピッチャーを最大2名まで入れ替えることが可能だが、一度メンバーから外れた者を再登録することはできないという規定がある。

 

 

アメリカ代表メンバーは以下の通り。

 

【先発】

クリス・アーチャー(レイズ)

マーカス・ストローマン(ブルージェイズ

ダニー・ダフィー(ロイヤルズ)※

マイケル・フルマー(タイガース)※

ソニー・グレイ(アスレチックス)※

J.A.ハップ(ブルージェイズ)※

タナー・ロアーク(ナショナルズ)※

ドリュー・スマイリー(マリナーズ)※

 

【リリーフ】

アレックス・ウィルソン(タイガース)※

ブレット・セシル(カージナルス)※

タイラー・クリッパード(ヤンキース

サム・ダイソン(レンジャーズ)

マイケル・ギブンズ(オリオールズ

ルーク・グレガーソン(アストロズ

ネート・ジョーンズ(ホワイトソックス

ジェーク・マギー(ロッキーズ

アンドルー・ミラー(インディアンス)

パット・ネシェク(フィリーズ

デービッド・ロバートソン(ホワイトソックス

 

※は指名投手

 

 

【捕手】

A.J.エリス(マーリンズ辞退

ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)

バスター・ポージージャイアンツ)

 

内野手

ノーラン・アレナド(ロッキーズ

アレックス・ブレグマン(アストロズ

マット・カーペンター(カージナルス辞退

ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)

ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス

エリク・ホズマー(ロイヤルズ)

イアン・キンズラー(タイガース)

ダニエル・マーフィー(ナショナルズ

 

【外野手】

アダム・ジョーンズ(オリオールズ

アンドルー・マカッチェン(パイレーツ)

ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ

クリスチャン・イエリッチ(マーリンズ