MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

サイ・ヤング賞 ア・リーグはレッドソックスのリック・ポーセロが受賞

全米野球記者協会(BBWAA)の会員による投票で決まるサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が発表され、アメリカン・リーグ(AL)はボストン・レッドソックスの右腕リック・ポーセロが受賞した。

 

両リーグ最多22勝のポーセロは球団史上7度目の受賞。キャリア8年目、タイガースから移籍して2年目の今季は22勝4敗、防御率3.15(AL5位)、WHIP1.01(同2位)、223イニングはAL4位、BB/9は1.29でAL2位だった。

 

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投票はポーセロ137ポイント、ジャスティン・バーランダー(タイガース)132ポイントで大接戦だった。それもそのはずで、バーランダーは勝利数16勝以外は、イニング数、防御率、WHIP、奪三振ですべてポーセロを上回っていた。

 

しかし、チームをポストシーズンへけん引したポーセロのほうが、光っていたといえ、記者たちがチームへの貢献度を重視した筆者も納得できる結果だった。

 

ちなみに、ヤンキース田中将大も6ポイント入って7位だった。田中は14勝4敗、防御率3.07(AL3位)、WHIP1.08(同5位)、199回2/3イニングス、BB/9は1.62でAL3位だった。