メジャー2球団と合意間近だと代理人が発表していた元ソフトバンクの李 大浩(イ デホ)内野手がマリナーズと1年契約で合意した。
MLB移籍情報
契約内容は1年400万ドル。李大浩はオリックス、ソフトバンクに所属した計4シーズンで通算570試合に出場し、打率.293、98本塁打、348打点を記録。昨季は31本塁打、98打点をマークしている。
UPDATED: #Mariners confirm minor-league deal with Korean-born 1B Dae-Ho Lee. https://t.co/b2g1FERAg7 pic.twitter.com/113awf0NP9
— Bob Dutton (@TNT_Mariners) 2016, 2月 3
ソフトバンクは残留を希望していたが、メジャー行きを選んだ。今季は、FA市場に有力選手が多くメジャーで実績がなく33歳という年齢もあって、なかなか契約が決まらなかった。
1塁はリンドとのプラトーンで李を起用か!?
マリナーズは、前任のジャック ズレンシックから9月に職を引き継いだジェリー ディポトGMが、多くの新任者がそうであるように精力的に補強を敢行。
先日も触れたが長期契約や大型契約が残るという制限された補強予算の中で、11のトレード、5つのFA選手とのメジャー契約を締結し、李の契約でFAでの契約は6人目。
監督もスコット サーバイスへ交代し、MLB公式サイトが「今季、補強でロースター編成が改善した5チーム」のひとつに数え上げた。
先日、ホームのセーフィコフィールドで開催されたメディアとの昼食会でロースター編成についてディポトGMとサーバイス監督が話したところでは、1塁手の場合はトレードで獲得したアダム リンド(打率.277、出塁率.360、OPS.820)が左打者で、プラトーンでの起用を考えているという構想を語った。
その場合の候補として李が入ると考えられるが、開幕アクティブロースターは厳しいかもしれない。(日系のトラビス イシカワはまだ未契約)