MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田澤純一がレッドソックスと調停回避 1年337.5万ドルで合意

 

ボストン・レッドソックス20日、救援右腕の田澤純一(29)との調停を回避し、年俸337万5000ドル(約3億9000万円)の1年契約で合意したことを公式に発表した。

 

 

田澤は昨季225万ドルで契約。今季の年俸として415万ドル(約4億9000万円)を要求していたが、球団側は270万ドル(約3億2000万円)を提示していた。

 

昨季は、61試合にリリーフ登板して2勝7敗、防御率4.14。日本人5人目の3年連続60試合以上に登板。その影響もあって終盤成績を落としたが、ポストシーズンの可能性がなくなったチームは、来季への貴重な戦力として疲労休養的な意味合いで田澤のシーズンを早めに終わらせている。

 

メジャー6年間の通算成績は14勝18敗4セーブ、防御率3.47。

 

日本のプロ野球を経由せずにアマチュアからメジャーリーグ球団と契約して一軍に上がった3人目の日本人プレイヤー。田澤の場合は、マイナー契約を経ずにメジャー契約を結んだ初の日本人選手でもある。