MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

川﨑のトロント・ブルージェイズが22年ぶりの地区優勝

 

トロント・ブルージェイズは30日、敵地で行われたボルティモア・オリオールズとのダブルヘッダー第1戦に15対2で圧勝。今季92勝65敗とし、1993年以来となるア・リーグ東地区優勝を飾った。

 

 

MLB2015

 

 

地区優勝に王手をかけて臨んだこの日、ブルージェイズはライアン・ゴインズ遊撃手が5安打をマークするなど自慢の強力打線が爆発。

 

7回終了時点で10対1の大量リードを奪うと、9回にはホセ・バティスタ外野手が40号ソロを放つなど6本の長短打でダメ押しの5点を挙げ、6連勝で地区制覇を成し遂げた。

 

 

ブルージェイズはそのほか、指名打者エドウィン・エンカーナシオンが37号2ランを含む2安打、ケビン・ピラー外野手が3安打をマークする活躍で、チームの勝利に貢献した。

 

一方、投げてはマーカス・ストロマン投手が8回5安打、2四球、8三振、1失点の好投で今季4勝目(0敗)を記録した。

 

なお、川崎宗則内野手は出場しなかった。川崎が、プレイオフに臨むロースターに入れるかどうかは微妙な状況。

 

メジャーリーグで唯一、カナダを拠点としているアメリカンリーグ東部地区のブルージェイズは、1993年にワールドシリーズを連覇して以来、低迷が続いていたが、今シーズンは積極的な補強によって、後半戦はここまで7割を超える勝率を記録し、22年ぶり6回目の地区優勝を果たした。

 

ブルージェイズのアンソポロスGMは「素晴らしい勝利だった。遠征地にもかかわらず盛り上げてくれたトロントのファンに感謝したい」と優勝を喜んだ。

 

なお、ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)は10月8日から始まる。