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田中将大、メディアを黙らせた2勝目!「真っすぐ中心でアグレッシブにいけた」

ヤンキース田中将大がレイズ戦に先発し、7回被安打2、無失点。無四球、8奪三振と完全復活を印象づけた。

85球でストライクは58球。ストライク率は68%で過去2試合よりも向上し、最速93マイルから73マイルまでの球速で、課題だった各種変化球の制球も格段にアップしていました。

カニック(投球フォーム)の問題としていた田中でしたが、左打者がのけ反るようなフロントドアも決まり(まだまだ変化は物足りないが)、8奪三振で、4三振を見逃し三振に仕留めるなど、今季目指しているスタイルが完成に近づいている印象を与えるマウンドでした。

田中は「全体的に良かった。真っすぐ中心でアグレッシブにいけた。(六回無死二塁となってからは)絶対ゼロで切り抜けるんだという気持ちでいた。いい投球ができたのは良かった。次も同じような投球ができるように頑張っていきたい」とコメント。

地元紙デイリーニューズは「おかえりなさい、マサヒロ・タナカ。9-0の勝利で、ヤンキースのエースは輝ける7イニングを魅せ、レイズを支配した。タンパベイで昨季前半戦の攻略不可能だった頃の勇姿を示した」と賞賛した。

ESPNも「昨年7月に靭帯の部分断裂でルーキーシーズンの後半約3か月を休むことになったが、1億5500万ドルの契約を結んだマサヒロ・タナカを見ることができた。効果的なピッチングで、田中は7イニングをわずか2安打に抑えてレイズをなで斬りにした」と紹介。

MLB公式サイトも「昨季の圧倒的な姿を再現。マサヒロ・タナカが復活へ大きく前進した」とレポート。先頭のデヘススにヒットを打たれた後に15打席連続凡退に仕留めたピッチングなどを紹介している。

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