MLB2015
日本人選手の2015年成績予測
データは『MLB.com 2015 Player Preview』に掲載されているMLB公式サイトとPECOTA、2つのシステムのものを紹介します。こういった成績予測はアメリカで人気の野球シミュレーションゲーム「ファンタジーベースボール」の参考として使用されています。
肘の故障から復活を目指す田中将大には、公式サイトとPECOTAがともに14勝10敗、防御率3.02(PECOTAは3.03)とほとんど同じ成績を予想しています。
田中将大
MLB.com 14勝10敗 防御率3.02 170回 170奪三振/29四球
PECOTA 14勝10敗 防御率3.03 196回 201奪三振/34四球
2つの予測システムで唯一大きく異なるのがイニング数で、公式サイトの170回に対してPECOTAは196回を予測。どちらのシステムでもK/BBは6近くとパフォーマンスに関しては太鼓判を押しているだけに、活躍できるか否かの最大のポイントは、故障の回復具合だけでしょう。
ヤンキースのロスチャイルド投手コーチが明言したシーズン序盤の6人制ローテーションが、順調に回転すれば、後半まで田中のパフォーマンスが維持できることに成り田中自身が目標とする200イニングにちかい投球回数を達成できることになります。
岩隈は200イニングの大台を超える予想
岩隈久志に対しても公式、PECOTAともに高評価のようですね。両システムともに2年ぶりの200イニング越えを予想しています。
岩隈久志
MLB.com 14勝9敗 防御率3.30 202回 170奪三振/30四球
PECOTA 13勝10敗 防御率3.26 201.2回 164奪三振/38四球
今季のマリナーズは打線の大型補強に成功しランサポートが期待できるので、ファンとしては、もう2~3勝の上積みを期待しています。