MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチロースタイル マイアミでも全開!スペイン語も披露

 

イチロー伝説

 

 

イチロー得意のトラッシュトークで若手カリビアンたちの心をつかむ


 

現地24日、新天地に本格合流を果たしたイチローは、早くもチームへの溶け込みを見せているという。

 

3年ぶりに身に着けた「51」の周囲に笑顔の花が咲いた。午後1時から始まった全体練習。フィールド上の選手たちは次々とイチローの元に集まり、会話を楽しんだ。

 

このようすを地元メディアが見逃すわけがない。地元紙「マイアミ・ヘラルド」が「新加入のマーリン、イチロー・スズキがユーモアとマルチな語学力でいきなりヒット」と報じた。

 

「クリスチャン・イェリッチ、マルセル・オズーナ、ジャンカルロ・スタントンは最強の外野トリオとの評判だが、火曜日にこのグループ4人目のアミーゴを歓迎した。イチロー・スズキだ。マーリンズの歴史上初の日本人選手で、(現役通算)4000本以上のヒットを放った、たった3選手のうちの1人。イチローは彼の新しいチームメートに会うやいなや、いきなりヒットを放った。ジョークを飛ばし、日本語、英語、スペイン語でも笑顔を共有した」

 

 

レジェンドを歓迎するかのように、オフに13年3億2500万ドル(約385億円)という驚愕の契約を結んだ右翼のスタントンやオズナら外野陣だけでなく、マリナーズ時代から仲の良かったモース(一塁候補)、ヤンキース時代の同僚だったプラド(ユーティリティ、本職二塁手)、初顔合わせのエチャバリア(キューバ出身・遊撃手)ら内野陣も輪に加わったという。

 

 

チームの雰囲気は明るいラテン系

 

チームは中南米への玄関口とも言えるフロリダ州マイアミがホームだけに20歳代の中南米出身選手が多い。

 

新天地ながらすっかり打ち解けたようすのイチローはチームの雰囲気について「明るさだけはある。ラテン系が多いですから、ノリは僕とは違いますけど。ちょっとムネ寄りですけど、明るいのは好きなんで、いいなあとは思いました」と親交のあるブルージェイズの川崎の名前を出して笑いを誘ったという。

 

 

 

以前にもお伝えしましたが、レドソックス上原浩治投手のオープン戦初登板が3月6日(日本時間7日)に決まったことからイチロー対上原のアラフォー対決の可能性が出てきました。とはいっても、上原のマウンドは、1イニング程度ですから、イチローの打順に巡って来るかは・・・といったところでしょうか。