MLB契約情報
岩隈は既にマリナーズが、契約オプションを行使
今オフFAとなった主な日本人選手は投手では黒田、松坂、藤川。野手ではイチロー、川崎、青木、田中、中島らがいます。このうち藤川は、カブスが契約オプションを行使しない(破棄した)のでFAになる。
【ニュース】カブス、藤川との来季契約オプションを行使せずhttp://t.co/qLdm3SMe7e pic.twitter.com/bcX7YCRPHE
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これ以外に注目したいのはマリナーズの岩隈久志。WS終了後、早々とチームが7ミリオン(700万ドル)の契約オプションを行使した。
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岩隈の活躍は、何度も紹介したが、今季開幕前の自主トレで右手中指を負傷。
初先発は5月3日のアストロズ戦と序盤は出遅れたが、初球にストライクを取れる制球力と低めにボールを動かす投球術でメジャー自己最多の15勝9敗、防御率3.52とチームのローテーションを支えた。
シアトル・マリナーズの公式ブログでも今季の活躍ぶりを紹介していた。
記事では、今季の岩隈が達成した2つの球団記録に注目。ひとつはK/BBと呼ばれる、奪三振数を四球で割った数値。
MLBでは投手の能力の高さを示す指標として定着しており、4.00以上だとトップクラスの投手とされますが、岩隈は7.33を記録した。この数値はア・リーグ先発投手ではヒューズ(ツインズ)の11.63に次ぐ2位となっている。
もう一つは、今季の与えた四球の少なさ。与四球21はア・リーグの規定投球回数に達した投手の中でツインズのフィル・ヒューズ投手(16四球)に次ぐ、2番目の少なさだった。
9イニングあたりの四球数(BB/9)も岩隈は1.06を記録し、こちらもヒューズの0.69に次いで2位。岩隈の制球力がメジャートップクラスであることを証明した形だ。
マリナーズ投手陣では、エースのヘルナンデスが約2300万ドル(約25億5000万円)。岩隈は、その3分の1だから岩隈の7ミリオンというのは “格安” というのが大方の見方だ。
スポーツ紙による
今オフFAになる日本人MLBプレイヤーの現状と見通し
松坂大輔(メッツ)日本球界復帰が濃厚
川﨑宗則(ブルージェイズ)日米球界両方を視野
青木宣親(ロイヤルズ)複数球団が獲得興味