ドジャースがパドレスとの直接対決を2勝1敗で制し、3年連続の地区優勝を決めた。これでドジャースは12年連続でポストシーズンへコマを進めた。
MLB2024 GAMEDAY
大谷が決勝タイムリー
ドジャース対パドレスの首位攻防戦GAME3は26日(日本時間27日)、ドジャースがウォーカー・ビューラー、パドレスがジョー・マスグローブの両右腕の先発で始まった。
両投手が好投する中、5回にパドレスが9番カイル・ヒガシオカの2塁打から1番ルイス・アライズの内野ゴロの間に1点を先制。
6回にもザンダー・ボガーツの犠牲フライで1点を追加したパドレスだったが、7回にドジャースが7番ウィル・スミスの20号同点2ランで追いつくと、なおもチャンスに1番大谷翔平がライトへ抜けるタイムリー。
大谷の殊勲打でドジャースが勝ち越しに成功。続く2番ムーキー・ベッツも2点タイムリーを放ってこの回に一挙5点を奪い鮮やかに逆転した。
Shohei comes through and the Dodgers lead! pic.twitter.com/skY2UHXVrJ
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) September 27, 2024
8回には9番アンディ・パヘスの12号2ランでダメ押し、本拠地のファンの前で12年連続のポストシーズン進出と3年連続の地区優勝を決めた。
MLBで19年ぶりの快挙
大谷は5打数3安打1打点。3試合ぶり今季13度目の1試合3安打。7回の第4打席ではライトへのタイムリーを放ち、これが決勝点になった。
さらに、8回の第5打席は久々のマウンドになった松井裕樹からレフトへ2塁打を放ちシーズン400塁打に到達。
Shohei Ohtani is the first player since 2001 to reach 400 total bases. pic.twitter.com/DcbM46zPbm
— MLB (@MLB) September 27, 2024
400塁打は2001年のサミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、トッド・ヘルトン(402)以来23年ぶり19人目(30度目)という偉業だ。
MLB.comのジェイソン・フォスター記者は記事の中で「これはどれほど珍しいことだろうか。MLBの歴史上、到達した選手は(オオタニを入れて)19人だが、1900年以降では30回しかない」とし23年ぶりの快挙を伝えている。
これで大谷の今季の成績は打率.305、53本塁打、126打点、56盗塁、OPS1.030となっている。
ドジャースは明日から敵地でシーズン最後の4連戦をロッキーズと戦うことになるが、大谷は本塁打と打点の2冠王は当確。あとは前人未到の大記録「55-55」に期待しよう。
Shohei Ohtani had his priorities straight after the Dodgers won the NL West!
— Dodgers Nation (@DodgersNation) September 27, 2024
He immediately went to his wife, Mamiko, and his beloved dog, Decoy 💙💙
pic.twitter.com/uc1yVXMO0H
なお、プレーオフの地区シリーズ(NLDS)は10月5日(日本時間6日)からスタートする。