ボー・ビシェットとブルージェイズは年俸調停を回避して3年契約で合意した。
MLB契約情報
ブルージェイズは全選手との契約更改が完了
このブログではメジャーリーグの移籍情報や契約情報に注目して紹介しているが、この時期はこうした年俸調停を回避する動きと関連して若手選手の契約延長の話題が多い。
MLB公式サイトによると現地時間2月7日、ブルージェイズは正遊撃手に成長したボー・ビシェットとの年俸調停を回避し年俸調停期間をすべてカバーする3年契約で合意した。
Gregor Chisholm: Bo Bichette, Blue Jays agree to three-year contract https://t.co/4vVKcJgd8s
— Toronto Star (@TorontoStar) February 8, 2023
3年間の契約の詳細は今後明かされていくと思われるが、球団側の500万ドルの提示に対し、ビシェット側は750万ドルを希望していた。
ブルージェイズは年俸調停権を持つ12選手のうち、ブラディミール・ゲレーロJr.やジョーダン・ロマノ、ドールトン・バーショなど11選手とすでに契約合意。
残りはビシェットだけとなっていたが、ビシェットとも年俸調停を回避することで合意し、これで年俸調停権を持つ全選手との契約更改が完了した。
ビシェットは今季、159試合に出場して打率.290で93打点、24本塁打、OPS.802、OPS+127。
ビシェットは2025年シーズン終了後にFA。主砲のゲレーロJr.も同じ年にFAになるためブルージェイズは今後、彼ら若い戦力の状況を見極めながら場合によっては今季のブレーブスのような複数年の契約延長による戦力キープが課題になってくる。
なお、メジャーファンにはお馴染みだが、ゲレーロJr.もビシェットも父が元メジャーリーガーという二世選手。
ブルージェイズには他にキャバン・ビジオ内野手(兼外野手)も二世選手だ。
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