メジャーリーグ30球団やマイナーリーグの経営陣、GM、スカウト、監督、トレーナーなど、関係者が一堂に会し行われるウインターミーティング2017が、フロリダ州のウォルト・ディズニー ワールドにちかいオーランドで始まっている。
MLBトレード情報
その現場からヤンキースとパドレスのトレードが成立したというニュースが入って来た。
Thanks for everything Chase and Bryan. We wish you guys the best of luck going forward! pic.twitter.com/5Kb5ricnvO
— New York Yankees (@Yankees) 2017年12月12日
ヤンキースはチェイス・ヘッドリーと一緒に、FAまで4年間契約がコントロールできるブライアン・ミッチェルをリリース。その交換要員としてジャバリ・ブラッシュ外野手を獲得した。
このトレードは、FOXスポーツのケン・ローゼンタール氏によれば、若手のミッチェル投手を欲しかったパドレスが、その代償としてチェイス・ヘッドリーの1,300万ドルも全額負担するという条件で成立したらしい。
パドレスには若手投手、ヤンキースはペイロールの削減が目的のトレードだったようだ。
ヤンキースは、2018年に年俸総額をぜいたく税の基準となる1億9,700万ドル以下に圧縮することを目指している。
このペイロール削減プロジェクトは、スタントンのトレードによるスターリン・カストロを放出で、その目標額以下に抑えることに成功したという。今回のチェイス・ヘッドリーの1,300万ドル削減で、ヤンキースの補強費に使える枠はさらに増えた。
これにプラスしてヤンキースは、ジャコビー・エルズベリー外野手のトレードを模索する動きもあり、余裕ができた資金でタイガースのマイケル・フルマー投手、ダイヤモンドバックスのパトリック・コービン投手といった若手投手に関心を示しているという情報もウインターミーティング会場で流れているらしい。
◇記事参考
https://baseball.information0.com/major-baseball/yankees-interested-in-mfulmer-and-pcorbin/