クリーブランド・インディアンスが、破竹の19連勝している。
本拠地に同地区のデトロイト・タイガースを迎えた3連戦のGAME1に11対0で勝利。日本時間8月25日のレッドソックス戦から始まった連勝を「19」に伸ばしている。
連日紹介しているが、この連勝記録は1935年のカブス21連勝、2002年のアスレチックス20連勝に続き、1947年のヤンキースに並ぶメジャー3位タイの記録になった。なお、1916年のニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ)の26連勝(27試合)があるが、引き分けを挟まない連勝は1935年、シカゴ・カブスの21連勝が最長記録。
試合展開は、先発カルロス・カラスコが6回を7安打、9奪三振の無失点に抑えて15勝目(6敗)。MLB.comによれば、この19連勝の間に、インディアンス先発陣は117回1/3を投げ、防御率1.84、121奪三振でチームの連勝を支えている。
また、19連勝の中には完封リレーも6試合あり、先発ローテのひとりだったダニー・サラザー 投手をブルペンに回してリリーフ陣もMLB1位の防御率をマークしている。
MLB公式サイトが今季から始めた「週間最優秀ブルペン」でも第23週の最優秀ブルペンにはインディアンスが選出された。
We're not messing around. #WWWWWWWWWWWWWWWWWWWindians pic.twitter.com/oPNXjS1Dic
— WWWWWWWWWWWWWWWWWWWi (@Indians) 2017年9月12日
打撃陣もこの日はフランシスコ・リンドーア遊撃手が三塁打を含む2安打4打点、ホセ・ラミレス二塁手が26号2ランなどで11点を奪う危なげない勝利だった。
1番リンドーアは、この19試合で打率.365、8本塁打、18打点。3番ラミレスは同じく19試合で打率.383、8本の二塁打、8本塁打と絶好調だ。
次のタイガース戦GAME2はエースのコーリー・クルーバーが先発する。トライブのファンではないが、こうなったら歴史的瞬間も見たいような気がしてきた。