MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

インディアンスが怒涛の18連勝、ドジャースは泥沼の10連敗

 

ア・リーグでは昨年のリーグ覇者クリーブランド・インディアンスが18連勝を飾った。一方、ナ・リーグ西部地区のロサンゼルス・ドジャースは10連敗を喫している。

 

 

MLB2017

 

 

インディアンスは10日(日本時間11日)、本拠地でボルチモア・オリオールズを3対2で下し18連勝。球団の連勝記録をさらに更新する歴史的シーズンになっている。

 

メジャーの球団連勝記録は、1916年のニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ)の26連勝(27試合)があるが、引き分けを挟まない連勝は1935年、シカゴ・カブスの21連勝が最長。

 

メジャーリーグ解説者の福島良一さんによれば1935年カブスの21連勝、2002年アスレチックスの20連勝、1947年ヤンキースの19連勝、1904年ジャイアンツ、1953年ヤンキースの18連勝に次ぐ5球団目らしい。

 

昨年も6月中旬から14連勝したトライブ。今季は終盤の連勝で2年連続のア・リーグ優勝、1948年以来のワールドシリーズ制覇に期待がかかる。

 

一方のドジャースは、本拠地のロッキーズ戦で1対8で敗れ1992年6月以来25年ぶりの10連敗となった。本拠地での9連敗も1987年8~9月以来30年ぶりらしい。

 

この16ゲームで1勝15敗のドジャースは、その間、チーム打率.200、平均得点2.4と打線が低迷。1点しか取れなかった試合が5試合、完封負けも2試合あり。打線の奮起に期待したい。

 

11日(同12日)は敵地に乗り込んでのジャイアンツ戦に前田健太が先発登板。ゲームを支配するような投球でチームの連敗ストッパーになってプレイオフのロースター入りをアピールしたいところだ。